福引であったのです

私は初めて見た時、自分の目を疑ったものです。あまりにもびっくりして、二度見してしまったのです。だってまさかの、あのパネライの腕時計があったのです。福引会場に、あの有名で高価なパネライの腕時計があったのです。

 

この商店街では、買い物をして三千円分のレシートで福引ができます。その景品を私は見ていたのです。特賞はハワイ旅行の宿泊券です。一等がなんと、あのパネライの腕時計だったのです。それを見て目を疑ったのでした。そして二等が醤油だったのです。この差は一体なんでしょう。

 

私は本当にびっくりしていました。こんな田舎の商店街の福引で、まさかパネライの腕時計が当たる人がいるのです。私だって欲しかったのです。きっと友人も欲しがるに決まっています。女性でも男性でも誰もが欲しがるでしょう。

 

そこで私はこの商店街ではめったに買い物をしませんが、早速買い物をしたのです。必要なものも不要なものも、いろいろと買いました。目当てはレシートです。何でも買ってとりあえず、レシートを集めたいのです。そしてあのパネライの腕時計を当てるのはこの私なのです。"


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